FPGAの環境構築(Arty S7 + Xilinx Vivado)
2022.11.06
秋月でArty S7を買いました。環境構築のメモです。
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XilinxのダウンロードページからVivadoをダウンロードし、インストールします。
- 注意:例えば2022.1の場合100GB以上の空き容量が必要になります。
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Newプロジェクトからプロジェクトをつくります。デバイスはXC7S50CSGA324-1を選びましょう。
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Add SourcesのAdd or crate constaraintsからここにあるxdcファイルを読み込みます。使うピンのコメントアウトを外しましょう。
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Add SourcesのAdd or crate design sourcesからVerilogファイルをインポートするなり作って書いたりします。
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左側のFlow Navigatorの中にあるProgram And Debug → Generate Bitstreamを実行します。SYNTHESISとIMPLEMENTATIONをするか聞かれるので、OKをしてそれらも実行してもらいます。実行中は右上がぐるぐるします。
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Generate Bitstreamが終わったらHardware Managerを開きます。上の緑の帯(もしくは左のFlow Navigator)のOpen Target → Auto Connectを選びます。
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上の緑の帯(もしくは左のFlow Navigator)のProgram deviceを押してProgramボタンを押せば書き込めます。
ところで、Vivadoをインストールした時の初期設定では、エディタ起動時にフリーズするバグが発生しました。Xilinxのサポートのページに同じ症状で悩んでいる人がいて、その回答の通りにやったら解決しました。
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[Tools] → [Settings] → [Tool Settings] → [Text Editor] → [Syntax Checking]に移動し、 [Syntax Checking ]設定を Sigasiから Vivadoに変更